2012年12月のちいきいと5の出演者・尼崎の若狭健作さんから、ちいきいと解説が届きました。

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神戸は灘区のアニキから「ちょっと港の方に顔出せや」との誘い。こちらは兵庫県の極東。一体なんの用事や、と訝しがっていると「写真とオモロいコメント用意せえや」と続く。

これは行ったらあかん。行けば灘や塩屋の兄弟たちに「市外局番が06やし、大阪の舎弟やと思てええ気になっとんちゃうんやろな」と小突き回される…そう直感した俺は気合いを入れまくり「ちいきいと」の席に着いた、いや着く間もなく会場に向かって「神戸がなんぼのもんじゃあ」と吠えた。

しかしこの時、会場の反応を見てはじめて気づいた。そう、ここは戦場ではなかった。「ちいきいと」は地元愛を拗らせた者たちの非武装地帯だったのだ。はしゃぎすぎた俺は以来「アマの狂犬」などと呼ばれ、喋りに品がない、弱い犬ほどよく吠えるだのと言われ、兵庫県の極東で今も小さくなっている。

若狭健作(尼崎南部再生研究室)